2020.6

2020.6 · 6月 23日, 2020年
国は単なる布でしかない「アベノマスク」を配って、支援したつもりになっていましたね。この先限界に達した介護施設から、高齢者の重症者がどんどん出て、死亡者が増え、倒産、閉鎖が相次ぐことになるでしょう。 政府も地方自治体も、高齢者対策が無策すぎます。今さらマスク送られてきても…。あきれ果てるしかありません。 寿命が延び、90歳を過ぎても元気な高齢者が珍しくない一方で、パーキンソン病は50歳過ぎ、アルツハイマー病では65歳を過ぎると発症する人が増えます。超高齢化社会では介護問題は喫緊の課題なのに、問題解決する間もなく新たな問題が生まれ、状況はさらに複雑になっています。
2020.6 · 6月 13日, 2020年
障害をお持ちの方への支援を行う中で、自閉スペクトラム症の方への適切なかかわり方を常に模索しています。この病気ってすごくわかりにくいんですよね。自閉スペクトラム症の人って、知能に遅れのある人から、とても知能の高い人までいて、『こういう行動をする』って一言では記載はできません。おまけに、よくよく聞いてみると同じ人でも1歳のときから亡くなるまで、年齢によってその時の症状は違います。だから、専門家の力を借りて具体的に説明するとしたら、やっぱり発達水準、性別、年齢などを想定しないといけないそうです。そもそも自閉症という言葉は、Autismという英語の訳で、接頭辞のAut(o)は「自動的」「自律的」を意味するもの、それを「閉じている」と訳すのが適切なのかどうか分からないが、自分で完結しているため他者との関りを閉じるというようなニュアンスを表しているのでしょう。今、僕たちの社会の中で、自閉スペクトラム症の子どもたちがどれくらいいて、診断や治療や支援や環境の改善を必要としているか知らなければならないと考えています。