2019.10

2019.10 · 10月 17日, 2019年
ケアマネージャー業務を振り返りたいと思います。担当となった困っている人の為に走り回って、頭を下げて、希望通りの生活に繋げられた瞬間の、やり遂げた感はたまらないものでした。また、目標に合致する人脈を総動員し、関係者、各事業所が一致団結する空気感、大好きでした。自分で最後まで頑張りたい、人の世話にはできるだけなりたくないと思って頑張りすぎる高齢者には、頭が下がる思いで関わらせて頂きました。一方で、大変な思いをしながら在宅介護を続けている御家族の支援に四苦八苦しながら、全て自己満足かも知れませんが、訪問時には1度でもいいから笑ってもらおうと心がけて仕事してきました。結局なんの救いにもならなかったかもしれません。でも出来る範囲で、小さなことからコツコツとチェンジしていかなければ、現場の意識は変わらないと思いながら頑張ってきました。ですが人の意見を聞こうとしない管理者相手に、心はすり減り、ある日「やってられない」が「やりがい」を上回りました。介護は知識や技術はもちろん必要です。だけどそれ以上に、人としての心がないと、何をしても上っ面の対応になってしまうものだと思います。~続きます~
2019.10 · 10月 07日, 2019年
2025年には団塊の世代が75歳に到達する。団塊の世代が75歳になるということは要介護者が増えるということ。 介護スタッフは149万人から、さらに90万人必要となり、一方で現役世代は100万人減少する。この課題をどのように乗り切るのか。国の調査によれば、介護の離職率の平均は16.7%。10%未満と20%以上の二極化となっている。仕事を選んだ理由として「働き甲斐」52.4%である。働き甲斐があると思って就職したが、いざ働いてみれば人手がなく、きつく、 リスペクトできる(モデルとなる)先輩がいないという理由で離職する。若い人たちは給与で考えているのではない。また、仕事を辞めた理由は「職場の人間関係」が23.9%。いかに職場の人間関係を良くするか。これはチームビルディングである。法則は2つ。 1つは「主体性が高い」こと。やる気があるかどうか。自分で考えて決めて行動する。権限委譲すること。本人にやらせ、失敗もするかもしれないが、その失敗も引き受けながら、うまくいくまで育てていかないと、いつまで経っても主体性が上がらない。…激しく同意します。