2019.1

2019.1 · 1月 19日, 2019年
この言葉は、問題が起きた時に解決策にすぐに飛びつくのではなく「本当にこの解決策でいいのだろうか」と考え直したり「実は別の解決策があるのではないか」と検討したり「そもそも今問題と思っていることは問題ですらないのかもしれない」と考えたりする能力だそうです。 僕自身、「簡単に解決できないこと」が増えています。釈迦やキリストであればともかく、凡人の僕には重すぎることばかり。 そんな中「そもそも今問題と思っていることは問題ですらないのかもしれない」というフレーズにはハッとさせられました。以前「解決できる問題しか身の上には降りかからない」という文章を目にしたことがあり、妙に感心したことを覚えています。そうだよな、結婚してないと離婚問題は起きないよな、みたいな。 これからも決断は続きますが、神が与えたもうた試練、と前向きに思うことにします。
2019.1 · 1月 01日, 2019年
介護分野の人手不足が続いています。厚生労働省の社会保障審議会で2017年に示された資料によると、2025年には約38万人の人材が不足する見込み。高齢化が進むドイツでも、介護人材の確保は大きな問題であるようです。 ドイツの介護現場では、欧州連合域内の東欧出身者を中心に外国人の就労が目立つそうで。ドイツの介護職を含むヘルスケア分野の賃金水準は、主な送り出し国であるポーランドやチェコと比較して3倍以上も高いため。ドイツでは、高齢者ケアの中核を専門介護士が担っており、この専門介護士の確保がとりわけ重要とされています。しかし東欧出身者に専門介護士などの高度人材は少なく、多くは介護アシスタント(1年程度の通常の職業訓練修了レベル)や、それ以下の熟練度の低い職種レベルで就労しているそうです。ドイツで専門介護士の資格を取得するには外国人にとって、そのハードルは高い。詳細は割愛しますが、その他においても日本よりも手厚い支援を制度化しているにもかかわらず、この現状。日本の人材確保は容易にはいかないだろうと考えます。